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「一緒に働く意味」を、もう一度考える。

3 日前
読了時間: 6分
JOBインサイトセミナーin東京
社員の気づきから始まる組織づくり ― 社内寺子屋 活動レポート ―

社員同士が学び合う「社内寺子屋」とは?

毎日同じ職場で働いていても、仲間が何を考え、どんな想いで仕事に向き合っているのか、意外と知らないことがあります。日々の業務に追われ、必要な連絡や相談はしていても、お互いの価値観や考え方について、じっくり話す機会はどれほどあるでしょうか。


人財開発推進機構が取り組む「社内寺子屋」は、そんな日常の中に、社員同士が学び、考え、対話する機会をつくる取り組みです。


知識やスキルを身につけるだけではなく、自分自身を見つめ直し、仲間への理解を深めながら、より良い職場づくりにつなげていく。


今回ご紹介するのは、大阪の企業で実施された社内寺子屋の活動です。


2026年9月2日と10月9日の2日間、人財開発推進機構 木下講師のもと、10名の社員が参加しました。

テーマは、「社内のコミュニケーションを活性化し、協働の自発性を高めること」。


参加者たちは、日頃の何気ない言葉や行動を振り返りながら、仲間と共に働く意味を改めて考えました。


同じ出来事でも、感じ方は人それぞれ

私たちは、同じものを見ていても、必ずしも同じように受け止めているわけではありません。


自分にとって当たり前のことが、相手にとってはそうではない。


良かれと思って伝えた言葉が、思いがけず相手を傷つけてしまうこともあります。

今回の社内寺子屋では、さまざまな対話やワークを通じて、こうした「ものの見方の違い」を体感しました。


参加者からは、

「自分と相手では、物事の捉え方が違うことを改めて実感した」

「コミュニケーションは取れているつもりだったけれど、自分だけがそう思っていたのかもしれない」


といった気づきが寄せられています。

自分の考え方を知り、相手との違いを理解する。

それは、お互いを尊重し、信頼関係を築いていくための大切な第一歩です。


「配慮はするが、遠慮はしない」

今回の勉強会で、多くの参加者の心に残った言葉があります。


「配慮はするが、遠慮はしない」


相手を思いやることと、言いたいことを我慢することは違います。

良いチームをつくるためには、相手の立場を尊重しながらも、必要なことをきちんと伝え合える関係が欠かせません。


参加者からは、「言うべきことを飲み込むのではなく、上手に伝える努力が必要だと感じた」という声もありました。

また、相手を傷つける言葉ではなく、温かく思いやりのある「ふわふわ言葉」を意識したいという感想も寄せられています。


大切なのは、ただ仲が良いだけの職場ではなく、安心して自分の意見を伝えられる職場であること。

こうした小さな意識の変化が、職場のコミュニケーションの質を高めていくのではないでしょうか。


なぜ、この仲間と一緒に働くのか?

今回の社内寺子屋では、もう一つ大切な問いが投げかけられました。


「なぜ、このメンバーと一緒に働くのか?」


一人で仕事をすることと、チームで仕事をすることには、どんな違いがあるのでしょうか。


参加者の振り返りには、

「自分の足りない部分を仲間と補い合えることが、一緒に働くありがたさだと感じた」

「一人でできることには限りがある。チームで意見を聞きながら成長していきたい」

という言葉がありました。


また、普段から相談すれば手を止めて話を聞いてくれる仲間がいることや、困ったときに協力し合える職場の良さを再認識した参加者もいました。


自分一人ではできないことも、仲間となら乗り越えられる。


それぞれの強みを活かし、足りない部分を補い合う。

そんなチームで働くことの価値を、改めて感じる時間となりました。


職場を変えるのは、明日からの小さな行動

研修を終えた参加者たちは、学びを日々の仕事にどう活かしていくかを考えました。


「誰かがしてくれるのを待つのではなく、自分から気持ちの良い挨拶をする」

「相手が気持ちよく仕事をできるよう、言葉の伝え方を工夫する」

「一日の中で良かったことを3つ見つける」


どれも特別なことではありません。

しかし、こうした小さな行動の積み重ねが、職場の雰囲気を変え、仲間との信頼関係を育んでいきます。


組織を変えるのは、大きな制度や仕組みだけではありません。

一人ひとりが自分の行動を見つめ直し、「自分からできること」を実践していく。

その積み重ねこそが、より良い組織づくりの原動力になるのだと思います。


社員の気づきが、組織の未来をつくる

社内寺子屋の魅力は、社員一人ひとりが学びの主役になれることです。


自分を知る。

仲間を知る。

お互いの違いを認め合う。

そして、一緒に働く意味を考える。


今回の勉強会でも、参加者たちは日頃の職場を振り返りながら、仲間との関わり方や自分自身の行動について、新たな気づきを得ていました。

人財育成は、特別な研修の場だけで完結するものではありません。

日常の仕事の中にこそ、成長のきっかけがあります。


社員が互いに学び合い、認め合い、自ら考えて行動する。


社内寺子屋は、そんな組織文化を育むきっかけとなる取り組みです。

人が育ち、仲間との関係が変わる。

その小さな変化の積み重ねが、やがて組織の大きな力になっていくのではないでしょうか。



<ご受講生コメント>

今回の研修を通じて、「配慮はするが、遠慮はしない」という言葉が特に印象に残りました。言いたいことを我慢するのではなく、相手を思いやりながら上手に伝える努力が大切だと気づきました。また、自分の伝え方や受け取り方を見直す良い機会にもなりました。これからは温かい言葉を意識し、お互いが安心して意見を交わせる職場づくりにつなげていきたいと思います。

今回の研修で、組織とは一人ひとりの強みを活かし、弱みを補い合うものだと改めて感じました。今の職場には、困ったときに助けてくれる仲間がいます。そのありがたさを大切にしながら、自分自身も周囲への思いやりを忘れずに行動したいと思います。まずは、誰かがしてくれるのを待つのではなく、自分から気持ちの良い挨拶をすることから始めていきます。

おわりに

社内寺子屋は、社員一人ひとりが自分自身を見つめ直し、仲間との対話を通じて、共に学び、成長していく場です。日々の小さな気づきや行動の変化が、職場のコミュニケーションを変え、より良い組織づくりへとつながっていきます。


「社内寺子屋について詳しく知りたい」「ぜひ自社でも実施してみたい」


そんな方は、ぜひ下記のアンケートフォームよりお気軽にお問い合わせください。皆さまの会社でも、社員の可能性を引き出す学びの場をつくってみませんか?

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